世界の終焉より1年
「総合タワーリシチ」と「JKすぷらっしゅ!」を読もう。どっちも全2巻だし。
以上。
女と女の関係性/感情が我が興味のベースを占領、その勢力を拡大し続け数年。
聖典「やがて君になる」の完結によって途方に暮れる思いもありつつ、より精力的に百合漫画を読み散らかしております。
そう、実際Kindleのライブラリも私の脳も大変に散らかっており、1作1作に注視できていないような危機感が……。
近年「百合」という言葉が広く伝わると同時に、「広義の百合」が本当に広いところを包括しやがるので好みの関係性の作品を見つけるのが大変。
「百合度が高い」という触れ込みについて、ガールズラブである否かの補足が必要……うーん。
やたらめったイチャついてるけど恋愛ではないだろうな、というラインを"踏んじゃう"くらいの表現は手を叩けていいですよね。
でも雑に叩きつけてきた「ひなろじ」のアレは反則なのでイエローカード。でも好き。オタクは度し難い。
ライン踏み越えは言わずもがな……。
その「ライン踏み越え」の衝撃にネタバレ無しで出会えると本当に最高なので「ガールズラブであるか否かの明言」が必ずしも必要とは言い切れないのかもしれない。夕陽リリが「どんでん返しのある作品が好きだけど、どんでん返しがあるとわかってしまっては意味が無いため探しようがない」というような話をしていたのを思い出しました。
うーん………………………………………………………………………。
前置きだか本題の内の一つはここまで。
ここからはテキトー(主にピックアップがテキトー)に百合漫画を紹介します。連載中のもので。
「適当」と「テキトー」を別の語として辞典に載せた方がいいと思います。
■スクールゾーン(既刊3巻)
主体はギャグ。かなりバカ寄り。
女子高生数人などが実にアホなやり取りをして本当にバカで良い。
……なんだけど、突然、本当に突然。過去回想という名の4tトラックが突っ込んでくるのが衝撃的だった。是非皆んなと共有したい。今後の展開も気になる。
■ヴァンピアーズ(既刊4巻)
吸血鬼絡みのガール・ミーツ・ガール。
しっかりガールズラブしてて色気があるしコメディ要素も小気味良い。
■はなにあらし(既刊8巻)
甘すぎて溶け出た脳味噌を全紛失した。
主体はガールズラブ。周囲には秘密のJKカップルが延々と初々しい。こういうのでいいんだよこういうので。女と女で生まれる赤面は重要文化財。
激甘シロップを延々流し込まれ続けるかと思いきや、所謂"昔のオンナ"とかが出てくる等、話の波がしっかりある。
■小林さんちのメイドラゴン(既刊10巻)
アニメ2期決定おめでとうございます。
主体は……何だ?日常もファンタジーバトルもレズも関係性も個々人の在り方もおっぱいもロリも全部コミカルに纏まってる。
OLの家にドラゴンの女の子がメイドになって押しかけて来る。ドラゴンがレズ。
良い漫画だなぁっていつも言ってる。
百合と見るのはいいとして、ガールズラブとして勧めるのは少し違う……?ただこれがまたなかなかどうして関係性がジリジリと深まるんですよ。読んで欲しい。
小林さんちのメイドラゴン : 9 【電子コミック限定特典付き】 (アクションコミックス)
小林さんちのメイドラゴン : 10 (アクションコミックス)
一旦この辺で。久しぶりにペン拾った割にすぐ気が済んだ。そういう人間。人間?植物です。
今回は明るい漫画を紹介しました。次回は地獄編やるかもっと一杯紹介するか何かです。
でもその前にアニメの話をします。